旅で出会ったまちおこし

 11月のある日曜日、私の子どもたちが小学生の時、その学校の「父母と教師の会」の役員を一緒に苦労した仲間たちと日帰りのバスツアーに出掛けました。戦後の食糧難時代に生まれたり、育った人、が多いため「食べ放題」や「飲み放題」に弱いようで、今回も、「7種の松茸料理食べ放題」でした。

満腹な昼食後、立ち寄ったこのツアー最後のコースで城下町の古い町並みを見学・散策する街ブラです。日曜日で歩行者天国とあって多くの人で賑わっていました。「おこげ串」とやらを口にし、時代劇に出てくるような街並みを見て歩いていると、商店街の一方から一台の山車が大きな歓声を受けながら練りだしてきました。ところが、その山車にはお囃子こそあれ柱だけで他には何の装飾もありませんでした。あまりにも不思議で気になりましたので、近くにいました地元の商店のご婦人に尋ねてみました。その結果は、まちおこしに祭をやろう!と有志が集まり、資金を地元の住民・商店・企業には寄付金などは何も募らず、自分たちで貯金をして、そのお金で自分たちの手作りで山車を作っているそうです。その途中ですが「現時点ではここまで出来ています。」という披露のようです。

 このまちおこしの良いところは、「山車を作って、祭をやり、まちおこしをやろう

!」と具体的な活動を挙げて「まちおこし」を呼びかけたことだと思います。これが単に「まちおこしをやろう」と呼びかけても盛り上がりは少ないと思います。その訳は、具体的な活動を示して呼びかけをするほうが呼びかけられた時に参加不参加の判断をし易いからです。何か素敵なお土産が出来たようなバスツアーでした。

 今、六郷コミュニティ協議会では誕生10年を迎えるにあたり、新活動方針をたてて、さらなる前進をしなければならないために、地域の人達が地域環境の向上のために、何をしようとしているのか。また、何を望んでいるのかを知るために、「住民アンケート」を実施していますが、地域の皆さんの多大なるご協力を得て成功することを願っています。そして、そのアンケートを十分に活かして、人々が参加しやすい、住民ニーズにあった具体的な活動が地域の益々の向上発展と、六郷コミュニティ協議会の認知度アップと躍進となることを願ってやみません。

2017年12月16日 | 地域福祉部会長 |